下から2番目のチームは落ちたのか。

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23年ぶり入れ替え戦で戦々恐々通り越して「どういう顔をすればいいかわからないの」状態のサントリーファンの皆さま向けに、チャレンジリーグ上位陣の紹介でも書こうかと思ったのですが、恐らく今求められている情報は「大分三好の新外国人、結構良いぞ」とか「富士通はダンスのバリエーションが増えたぞ」とか「大同特殊鋼に二段トスの異様にうまいリベロが」とか「なんかぴよぴよしてるチームがいたら多分トヨタ自動車です」とかそういう些末な話ではなく、「サントリーが来季もプレミアに残留できるこれだけの説得力ある理由」であることに気づいて、いったん筆を放り投げました。

ちなみに、チャレンジリーグからの昇格について、チャレンジマッチの勝敗で即決するものではなく、そのあと「Vリーグによる審査」という関門が待ち受けております。当方、この「審査」がセーフティネットとなってサントリー降格を何が何でも阻止するだろうと見込んでいるので、来季もプレミア残留できるんじゃないでしょうか。

さて、今回は「入れ替え戦で下から2番目のチームが落ちたことってあるの?」という疑問がわいてきたので、Wikiベースですが調べてみました。
まず、Vリーグの入れ替え方式の変遷を確認しておきましょう。
1967年に始まった日本リーグは、当初6チームで争いました。第3回、第4回は前年度と参加チームが一部変わっているのですがそれについての説明がなく、詳細はわかりません(知ってる方、教えてください)。第4回(1971年)からは下位2チーム=5・6位が出場チーム決定戦という名の入れ替え戦に回ることになりました。
第14回(1980/81年)に8チーム制となり、最下位=8位は自動降格、下から2番目は実業団リーグの2位との入れ替え戦に臨むことになりました。
1994/95年のシーズンにVリーグと改称され、第5回(1998/99)で再び増枠、10チーム制に。自動降格は廃止され、これ以降は下位2チームが入れ替え戦、という方式が続いています。複数チームが廃部になるなどの影響で、第9回(2002/03)からは8チーム制に戻りました。
入れ替え戦自体は、2日連戦で勝利数の上回った方(同数の場合はセット率、さらに得点率で決定)、という方式が当初から続いています。現在、ポイント制が導入されていますが、2試合だけなので大きな変更にはなっていません。

下から2番目のチームが入れ替え戦に負けて降格したケースは、日本リーグから数えて5度ありました。

1回目 第4回日本リーグ(1971年)
日本リーグ5位 新日鐵堺 ― 実業団リーグ2位 住友軽金属
1日目 新日鐵堺 1-3 住友軽金属
2日目 新日鐵堺 2-3 住友軽金属

新日鐵堺は現在の堺ブレイザーズ。住友軽金属は1970年代から80年代初頭にかけて日本リーグに何度か参加したチームですが、1982年に廃部になっています。リーグが3月に終わってるのに入れ替え戦を6月にやっていた、というところがまず驚きなのですが。

2回目 第8回日本リーグ(1975年)
日本リーグ5位 住友軽金属 ― 実業団リーグ2位 サントリー
1日目 住友軽金属 3-1 サントリー
2日目 住友軽金属 1-3 サントリー

この頃は現在と違ってサーブポイント&15点制が採られており、サントリーが得点率の差で昇格。そうなんですよ、「2部リーグの2位なんか怖くない怖くない」って今唱えてるかもしれないけど、「1部のブービーチームを倒すぞ!」と意気込んでいた時代があったのですよ……。

3回目 第15回日本リーグ(1981/82年)
日本リーグ7位 住友金属 ― 実業団リーグ2位 日本電気
1日目 住友金属 1-3 日本電気
2日目 住友金属 0-3 日本電気

住友軽金属と名前は似ていますが、福岡県に本拠地があった住友金属(後の住友金属ギラソール)がこの年の7位。ちなみに自動降格の8位は軽金属だったそうでなんというか。実業団2位は後のNECブルーロケッツ。どちらのチームもやがて活動休止となりました。

4回目 第25回日本リーグ(1992年)
日本リーグ7位 象印 ― 実業団リーグ2位 松下電器
1日目 象印 3-2 松下電器
2日目 象印 0-3 松下電器

松下電器は現在のパナソニックパンサーズ。プレミアリーグになってからは、入れ替え戦すら全く無縁の強豪ですが、80年代から90年代中盤にかけては低迷していたようで、たびたび実業団リーグに降格しています。象印はこの降格後、しばらく実業団リーグを戦いますが再び昇格することなく、98年に廃部となりました。

5回目 第6回Vリーグ(1999/2000年)
Vリーグ9位 豊田合成 ― V1リーグ2位 日立国分
1日目 豊田合成 0-3 日立国分
2日目 豊田合成 1-3 日立国分

Vリーグ9位10位はセット率の差、V1リーグの上位2チームも1勝差という混戦だったこのシーズン。10位の旭化成は勝って残留したものの、9位豊田合成は2連敗で、3シーズンぶりに2部リーグへと逆戻り。1シーズンでは昇格できず、他チームの廃部により変則で有利な入れ替え戦を経て2001/02シーズン末に復帰を決め、皮肉にもその年、日立国分は活動休止となりました。

しかし昔の入れ替え戦記録は面白いなぁ。第12回日本リーグなんか東レとサントリーで蹴落とし合いしてるんだぞ。

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